大人のための子どもの本の読書会

向島こひつじ書房が主宰する読書会ブログ

緊急 ! 『赤毛のアン』の作者L.M.モンゴメリゆかりの品をオークション売却から救い出そう

www.indiegogo.com

日本のアンファンのみなさま、赤毛のアン研究家の奥田実紀さん ( Miki Okuda ) が、私たちにもできることを日本語でわかりやすく説明してくださっています。ぜひご一読ください。シェアも歓迎です。

 

(以下、奥田さんの FBでの記事から転載。ご本人に了解済みです)
 昨日の日記に書いた、<a href="https://www.indiegogo.com/…/save-the-l-m-montgo…/x/11440294…">赤毛のアンの作者L.M.モンゴメリの祖父の家の品々を守るための募金活動</a>。多くの方の反響をいただきました。
 なんとかしたいけれども、英語のページがよくわからない、寄付したいけど小額でもいいの?、よくわからない英語のページから寄付するのは不安……などなど。そもそも何の募金?という疑問もおありかもしれません。
 私がこのページ自体を和訳するのはできないので、簡単に以下に記してみます。
 プリンス・エドワード島にあるモンゴメリの祖父の家(L.M.Montgomery Heritage Museum)は、赤毛のアンの作者モンゴメリの祖父の代から6代にわたって続いてきた由緒ある家です。作者が赤毛のアン・シリーズで描写した陶器のペアの犬の置物「ゴグとマゴグ」のオリジナル(現存するのはマゴグのみ)のオリジナルが残っており、他にもモンゴメリの他の作品に出てくる小物が保存されており、博物館として公開してきました。しかし、博物館を継続するのを断念せざるをえなくなり、長年閉じられたままになっていました。
 そしてとうとう、モンゴメリ家ゆかりの貴重な品は、7月25日、オークションで売却されることが決まりました。誰が落札するかわかりません。最悪は、このプリンス・エドワード島から流出してしまうかもしれません。モンゴメリはこの島だけでなく、カナダの誇る、世界的に有名な作家であり、その関連品が他へ出て行ってしまうのは、なんとしても避けねばなりません。
 プリンス・エドワード島州立大学(UPEI)の、モンゴメリ研究所(協会、とも訳されます)は、モンゴメリ研究、モンゴメリ関連品の買い取りや保存を行なってきました。そこのコレクションに加わることが、一番よいと考えた、モンゴメリ博物館のファングループが、買い取り資金の募金を呼び掛けています。自分達ファンが買い取った品を、モンゴメリ研究所に託す、ということですね。
 
 大学がコレクションしてくれれば、見たい人は大学に申請すれば見ることができますし、個人の楽しみのためだけに使われない、悪用されない、大学は研究する場ですから、モンゴメリ研究にも大いに役立つ、ましてモンゴメリの故郷である島の大学 が保管・管理をするということが何よりも望ましいと思います。
 たとえば一人が5000円寄付するとして、寄付する人が100人集まれば、50万円。1000人集まれば500万円(この研究所の目標額がこれです)集まり、かなりの数のモンゴメリ家ゆかりの品を購入することができます。
 私はこのファングループとは直接の関係はありませんが、私がこうした募金サイトを作れるわけではないので、同じファンとして、力になれればと、寄付をするつもりです。ちりもつもれば、大きな力になるでしょう。
 このグループには、『赤毛のアンの宝石箱』(金の星社)『赤毛のアンクリスマス・ブック』(東洋書林)の作者、キャロリン・コリンズさんも入っておられ、寄付金を手にオークションに参加くださるそうです。
 <a href="https://www.indiegogo.com/…/save-the-l-m-montgo…/x/11440294…">このページから</a>寄付いただくのでもいいのですが、不安な方は、私が寄付する額にみなさんの希望額をプラスして送金することもさせていただきます(あくまでボランティアとして)。ご興味のある方はメールをください。ここにメルアドを書きこむと、迷惑メールが山のようにくるので、申し訳ありませんが、私の<a href="http://www.geocities.jp/writermiki_okuda/">ホームページの左側</a>、下のほうに「お問い合わせ」の文字がありますので、これをクリックしてメールをお願いいたします。あるいは、<a href="https://www.facebook.com/miki.okuda">私のフェイスブックから</a>「メッセージ」のところをクリックしてメール送信もできます。21日に送金しますのでそれまでにお願いいたしますm(__)m
 ご自分でトライされる方のために。<a href="https://www.indiegogo.com/…/save-the-l-m-montgo…/x/11440294…">このページからの寄付の仕方</a>を、途中までやってみましたのでご説明します。まだ私は寄付はしておらず、どんな感じで進むのか、途中まで見た範囲です。
 右側に「YOUR CONTRIBUTION(あなたの寄付)」という空白のスペースがありますので、そこに寄付したい額(カナダドルで入力ください。1カナダドル=約100円)を入力します。そして、その下のピンク色の「CONTRIBUTE NOW(今すぐ寄付する)」という四角い部分をクリック。すると、INDIEGOGOにアカウントがあるか、あるいはフェイスブックにアカウントがあるかを聞くページになります。(どちらかでのログインになるのだと思います)私はフェイスブックがあるのでそこからはいりました。なければアカウントを作るんだと思いますが、作らなくてももしかしたら進めるかもしれませんがそこまで確認していませんでした、すみません。
 次に、その額でいいですか、という確認画面が出てきますので、その額を確認します。変更するなら変更してください。左下に「Hide my name on the campaign page(ページ上に寄付者としての自分の名前を入れないでほしい=匿名でお願いしたいということ)」というチェック項目がありますので、匿名希望の方はここにチェックを入れます。
 その後、COTINUE TO PAYMENT を押します。寄付の仕方は、クレジットカードか、ペイパルかを選べます。住所と名前などを入力し、クレジットカードの場合は「CONTRIBUTE(寄付)」を押しておそらく完了。ペイパルの場合は、GO TO PAYPALを押して、ペイパルの確認画面に行きます。
 以上です。

 

 

以下、奥田実紀さんの HPにリンクしておきます。

http://www.geocities.jp/writermiki_okuda/

 

『ナルニア国ものがたり』読書会報告Twitter

読書会の Facebook始めました。

www.facebook.com

 

現在、読書会のお知らせは、このブログとツイッターで行っていますが、加えてフェイスブックも使ってみることにしました。読書会のご案内などキャッチしやすくなりますので、ぜひフォローしてください! 

C. S.ルイス『ナルニア国ものがたり』読書会参加者募集中

久しぶりにファンタジーを読みます。

王道中の王道、 C.S.ルイスの『ナルニア国ものがたり』シリーズ。全7巻ですが、まずは1巻目の『ライオンと魔女』を読んでご参加ください。とはいえ、「読めるだけ読もう !」というのが今回の合言葉。こひつじは全巻読んで備えていきますので、みなさまもぜひこの機会に挑戦してみてください。

「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)

「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)

 

 

・日時/2015年6月21日(日)17:00〜19:00pm

・課題図書『ナルニア国ものがたり』シリーズのうち、何冊でも。

     ただし、『ライオンと魔女』は必須。

ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)

ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)

 

・会場/墨田聖書教会 (東武スカイツリーライン徒歩7分)

・定員10名

・参加費/500円

・持ち物:課題図書(好きな版元のもの)

 

*事前予約が必要です。

参加希望の方はbooksheepbook@gmail.com

・氏名

・年代

・連絡先(電話)

 

を明記の上、ご連絡下さい。定員になり次第、締切り。お待ちしてます。

*右側のサイドバーにあるメールフォームからも申し込みできます。

 

墨田聖書教会は、米軍兵舎をリノベーションした築65年、下町の小さな教会です。
アートやまちづくりに積極的に参加しています。
〒131-0033 東京都墨田区墨田3-19-4
東武スカイツリーライン「鐘ケ淵駅」から徒歩7分
京成線「八広駅」から徒歩10分。

「赤毛のアンの聖書の世界」講演会のお知らせ

こひつじの講演会のご案内です。

久しぶりに『赤毛のアン』に描かれた聖書のお話をします。アンを読む楽しさ、読書の喜び、さらに、ことばの力などをお伝えできればと思っています。茨城県取手市の教会です。新しい出会いを楽しみにお待ちしています。

 

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『エーミールと探偵たち』読書会報告ツイート

《コラボ企画》2015年4月26日「エミールと探偵たち」読書会参加者募集中

 

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

 

 

お待たせしました。読書会の日程が決まりました。課題図書はエーリヒ・ケストナーの『エミールと探偵たち』です。エミール ? エーミール ? 日本語訳はいろいろですが、こひつじは最初に「エミール」で読みましたのでタイトルはこちらにしました。ケストナーは2度目になります。前回の『飛ぶ教室』は参加者一同でべたぼめでしたが、今回はどうなるでしょうか。

会場は墨田区を飛び出して、台東区蔵前のカフェで開催します。歴史ある浅草聖ヨハネ教会の倉庫をリノベーションしたカフェ・エクレシアです。半地下の小さな空間は、まるで秘密基地のよう。ここで少年たちの冒険物語を読めたら、どんなにか楽しいだろうと考えていたこひつじの願いを、店長でもある李司祭が、快く聞き入れてくださいました。

もうひとつ新しい試みとして、今回のこひつじの相棒は、オオグリとしょかんさんです。こひつじとのコラボとしては、「ウクレレ絵本カフェ」や「アンまつり」で、本棚を作っていただいたことがあります。

春の日曜日、特別な時間を過ごしに、みなさま遊びにおいでください。

 

向島ひつじ書房×オオグリとしょかんの読書会

日時:2015年4月26日(土) 16:30〜18:30pm

課題図書:『エミールと探偵たち』

会場:カフェ・エクレシア(東京都台東区蔵前2-7-6 )

 Tel:03-3863-2338

   (この読書会に関してカフェに直接のお問い合わせはご遠慮ください ) 

浅草聖ヨハネ教会の地図はここから。 教会の隣にカフェがあります。

参加費:飲食代実費 (飲み物とお菓子類をご注文ください)

定員:8名

持ち物:『エミールと探偵たち』

参加条件:『エミールと探偵たち』を当日までに読んでこられること。


参加ご希望の方は、

・氏名

・年代

・連絡先


を明記の上、メールにてご連絡下さい。定員になり次第、締切り。

申し込み先:booksheepbook@gmail.com

 

オオグリとしょかんさんの活動はTwitterでご覧ください。

twitter.com

 

 

 

 

 

 

講演会「豊かな心を文学で-『赤毛のアン』の魅力-」のお知らせ

本日はこひつじの講演会のお知らせです。企画してくださったのは、墨田区老人クラブのみなさんです。会員13000人の大所帯。明るく楽しく多様な集いをされているようです。

今回は、年に一度の教養講座にお招きいただきました。昨年の講師は相撲部屋のおかみさんとうかがい、もしや「おかみさんシリーズ」かも ! ?  それにしても、『赤毛のアン』が日本に紹介されたときに少女だったアン第一世代の先輩たちにお話するわけですから、今からどきどき。

 定員200名のところ、まだ少し空きがあるとのことで、一般の方たちからも受付を始めました。これから墨田区報に掲載されるそうですが、今、こひつじの手元にあるチラシをアップしておきます。この申し込み用紙は不要です。ご希望の方は、チラシにある問い合わせ先にお電話ください。ただし、墨田区在住、在勤に限るかもしれませんので、その辺りはお電話にてご確認ください。

今回は、アンをご存知ではない方にも楽しんでいただけるように、アンの魅力や村岡花子さんのこと、読書の楽しさなど、ベーシックなところをお話する予定です。

 

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「絵本と子どもの本のスローな読書会」で集まった本の紹介

年末のこの忙しいとき、読書会などに足を運んでくださるかしら。そう思いつつの開催でしたが、いえいえ、本をこよなく愛するみなさんたちが、たくさんの本を抱えて参加してくださいました。

誰もが、本にまつわる個人的な物語を持っています。それはもう「スロー」ですから、ゆったりと思うがままに語ってもらいました。結果、当初2時間の予定をはるかに超えて、3時間30分の長丁場となりました。

この企画、とにかく楽しかった! また来年も開いてみたいと思います。集まった本たちを、忘れないうちに紹介しておきます。

 

 (以下、順不同。こひつじのつぶやきも入ってます。 )

バルセロナ建築たんけん (たくさんのふしぎ傑作集)

バルセロナ建築たんけん (たくさんのふしぎ傑作集)

 

たくさんのふしぎのシリーズに、子どものころに出会っていたかったな、と思うこひつじです。物語ばかり読んできたので、こういう類の本に幼いころ触れていたら、視野がもっと広がったかな、と。でも、大人になって出会っても素敵な本だと思います。ガウディ建築が大好きなので、興味津々でした。バルセロナ行くぞ~。

カッパドキア !  これも超ふしぎワールド。この二冊はこすみ図書さんが紹介してくれました。さすがこひつじの相棒 ! 小学生のときに、こういう本に触れていたのですね。

 美しい。とにかく美しい。伊豆にあるワイルドスミスの美術館もおすすめしたい場所です。

ジャーニー

ジャーニー

 

 ジュエリー×イラスト×詩人のコラボ本。

二年間の休暇 (福音館古典童話シリーズ (1))

二年間の休暇 (福音館古典童話シリーズ (1))

 

あれです。十五少年漂流記です。今年はこの本か、『冒険者たち』、あるいは『ゲド戦記』に、読書会でチャレンジしてみたいと密かに思ってます。ちなみにこの本をお持ちくださったのは男性です。

マローンおばさん

マローンおばさん

  • 作者: エレノア・ファージョン,エドワードアーディゾーニ,Eleanor Farjeon,Edward Ardizzone,阿部公子,茨木啓子
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1996/10/25
  • メディア: 単行本
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 ファージョンのふしぎ世界、好きです。これは中でも読みやすいそうですよ。

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

 

ケストナーはみんな大好き。まずはここからですよね。ちなみにこひつじは『ふたりのロッテ』がイチオシです。2015年には、もう一度ケストナーを読もうか、という声が上がってます。前回は『飛ぶ教室』でした。

魔女の宅急便    6それぞれの旅立ち (角川文庫)
 

アニメとは違う主人公のキキの成長物語。とくにキキの思春期を扱った6巻目がおすすめだそうです。読まなくちゃ。

ハナさんのおきゃくさま (福音館創作童話シリーズ)

ハナさんのおきゃくさま (福音館創作童話シリーズ)

 

 

番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)

番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)

 

 読み聞かせに最良の本だそうです。こひつじも実験してみようかと思います。

作家 (Suemori Chieko books)

作家 (Suemori Chieko books)

 

ゴフスタインの絵本は、希少本が多いようですね。ひつじアイテム好きのこひつじは、『ブルッキーのひつじ』を持っています。どうしてもゴフではなく、コブと言ってしまう。

私のノアの箱舟 (1980年)

私のノアの箱舟 (1980年)

 

 これ、すごくいいです。欲しくなりましたが、見つけるの大変そうな。

My Noah's Ark: Story and Pictures

My Noah's Ark: Story and Pictures

 

 

おとなりさん

おとなりさん

 

 

ふたりの雪だるま

ふたりの雪だるま

 

 

ぽっぺん先生の日曜日 (岩波少年文庫)

ぽっぺん先生の日曜日 (岩波少年文庫)

 

 ナンセンスものというのでしょうか。読書会の初期から参加してくださっているミッチーさんのイチオシです。今年こそ読んでみたいと思います。

霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

 

 これこれ。いつも図書館で背表紙が気になっていました。久しぶりに思い出しました。ほっぺん先生同様、こちらも今年はチャレンジしてみます。ロングセラーですよね。

きいろいばけつ (あかね幼年どうわ (33))

きいろいばけつ (あかね幼年どうわ (33))

 

 ブックトークしていただきながら、一同ラストに騒然となりました。 

よるくまクリスマスのまえのよる

よるくまクリスマスのまえのよる

 

酒井駒子さんの絵はこひつじも大好きです。よるくまは有名なので、読まずに読んだ気でいたこひつじはいたく反省。今回、しっかり見せていただき、やはりよい絵本だな、と思いました。自分の手元において、細部まで繰り返し楽しみたい絵本だとわかりました。それにしてもかわいい、よるくま。

ビロードのうさぎ

ビロードのうさぎ

 

 文句なく名作です。

獣の奏者 I 闘蛇編

獣の奏者 I 闘蛇編

 

小学校の先生たちが、これ読まないと、とよく言ってます。でもみなさん忙しくて、なかなか難しいようです。私も似たような気持ちはあるのですが、このタイプのものはどうしても手が出ません。でも、紹介してくださる方のお話をうかがっているうちに、やっぱり読もう、と思い直しました。本って、だれに勧められるかで、ずいぶん印象が変わりますよね。さくさく読めるそうですよ。シリーズは10巻くらいあります。

空色勾玉

空色勾玉

 

 こちらも大人気ですよね。こひつじはやはり未読です。ファンタジーの分野に関して、絵本は読むのですが、小説はなかなか。こちらもさくさくいけるそうです。

新わちふぃーるど大図鑑 -ダヤンの不思議な旅-

新わちふぃーるど大図鑑 -ダヤンの不思議な旅-

 

 

革小物から始まったダヤンが、物語に。その出発はここから。世界観がしっかりしていてグレードが高いそうです。

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

 

 文句の多いサンタさん。くすくすしながら読めそうです。

モロー博士の島 (偕成社文庫)

モロー博士の島 (偕成社文庫)

 

おどろおどろしい怪奇もの !? ブックトークしてくださったせいかさんの楽しそうなこと。今回いちばん印象に残ったトークでした。ラストが気になる。でも怖そう。

いろいろずきん

いろいろずきん

 

 

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

 

小学校の教科書で扱われているので、今の子どもたちにはよく知られた絵本だと思います。もちろん私も持っています。

ダース・ヴェイダーとルーク(4才)

ダース・ヴェイダーとルーク(4才)

 

こういうのもいいですね。やっぱりスターウォーズ ! ?

おどる12人のおひめさま―グリム童話

おどる12人のおひめさま―グリム童話

 

イラストの絢爛さに一同、ほほおっ。

オズの魔法使い

オズの魔法使い

 

ここからはこひつじのおすすめです。今年は久しぶりに軽井沢の絵本美術館に行ってきました。そこで出会ったのがリスベート・ツヴェルガーのイラスト。この人、すごい。アート本ですね。ロングセラーを読み継いでいくことを大切に思うこひつじのツボにはまりました。古典は新しいんです。

不思議の国のアリス

不思議の国のアリス

 

 

ノアの箱舟

ノアの箱舟

 

ノアの時代の人たちが、仕立てのよい洋服などを身につけています。ああ、こんな解釈があるんだ、とため息。つがいの動物たちのイラストが秀逸です。そしてラストシーン !

モルゲンシュテルンのこどものうた

モルゲンシュテルンのこどものうた

 

 声に出して読みたい絵本です。

ハーメルンの笛吹き男

ハーメルンの笛吹き男

 

こわいもの見たさな感じで。

イソップ物語―13のおはなし

イソップ物語―13のおはなし

 

ツヴェルガーの系譜というのでしょうか。著者について詳しくは知りませんが、同じような匂いを感じます。絵が本当にうまいです。

コートニー

コートニー

 

バーニンガムはするめのように、かめばかむほど楽しい。コートニーのような犬がいればなあ、といつも思うこひつじです。 

クリスマスのおくりもの

クリスマスのおくりもの

 

ねまき姿で雪山を駆け巡るサンタにノックアウト。こひつじのいちばん好きなクリスマス絵本のひとつです。これも読み聞かせにおすすめ。

今回は、しかけ絵本も数冊、教えていただきましたが、アマゾンでは取り扱いのない本でした。残念。

次回は2月の土曜日に開催予定です。久しぶりにカフェで開きたいと思っています。ブログとツイッターでお知らせしますのでもうしばらくお待ちください。今年も本を通じて豊かな出会いに恵まれ、感謝でいっぱいのこひつじとこすみです。2015年も新しい出会いを楽しみにしています。

 

 

「絵本と子どもの本のスローな読書会」 Twitter

12月23日 (水祝 )、一日限り !『赤毛のアンの Xmas Cafe'』

みなさん、クリスマスをいかがお過ごしですか?

こひつじの教会では、この日曜日にクリスマス礼拝が終わり、残すは24日の夜、キャンドルサービスとなりました。その前に、明日はすてきなカフェイベントがあるので、友人と出かける予定でいます。長年思いを温めていたカフェ企画だそうです。カフェを主宰されるのはアン好きのおふたり。こひつじのアンの読書会や、アンまつりに駆けつけてくださったことも ! みなさんも1日かぎりのアンカフェ、いかがですか ? FBにページがあります。アカウントのある方は、のぞいてみてください。

もうひとつ。2014年最後の読書会は、残席2名となりました。こちらもお早めにお申し込みください。

クリスマスの祝福がみなさんに届きますように。

 

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■『赤毛のアンのXmasCafe'』
 ・営業日時: 2014年12月23日(火/祝) 

        AM10時~PM5時(ラストオーダーはPM4時20分) 

 ・開催場所: 東京都文京区湯島3-35-6 2F
 ・アクセス : 東京メトロ「湯島」駅 徒歩0分 

        「上野広小路」駅 徒歩5分

        JR「御徒町」駅 徒歩5分

FB:https://www.facebook.com/events/733926323330572/?ref_dashboard_filter=upcoming
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12月27日(土)「絵本と子どもの本のスローな読書会」参加者募集

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毎年、クリスマスの読書会をしているこひつじこすみですが、今年は少し趣向を変えて、好きな本を持ち寄って語り合うブックトークを読書会納めといたします。いつもながらのゆるりとした時間。焼き菓子と熱々の紅茶などをご用意してお待ちしています !

 

・日時/2014年12月27日(土)14:00〜16:00 

・今回は自分の好きな絵本や子どもの本を持ち寄って紹介し合います。

・会場/墨田聖書教会

・定員10名

・参加費/500円

・持ち物:自分の好きな子どもの本や絵本(何冊でも )

 

*事前予約が必要です。

 参加希望の方はbooksheepbook@gmail.com

・氏名

・年代

・連絡先(電話)

を明記の上、ご連絡下さい。定員になり次第、締切り。お待ちしてます。

*右側のサイドバーのいちばん下にあるメールフォームからも申し込みできます。
ツイッターのダイレクトメッセージでも受け付けしています。


墨田聖書教会は、米軍兵舎をリノベーションした築65年、下町の小さな教会です。
アートやまちづくりに積極的に参加しています。
墨田聖書教会

http://sumidabible.blog10.fc2.com/blog-category-7.html

〒131-0033 東京都墨田区墨田3-19-4 ☎︎03-3619-0195
東武スカイツリーライン「鐘ケ淵駅」から徒歩7分
京成線「八広駅」から徒歩10分。

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初めて読む『赤毛のアン』の読書会 Twiiter

Y!ニュースで『アンが愛した聖書のことば』を紹介していただきました

朝ドラも今週いっぱいですね。今年はアン好きには幸せな毎日だったかと思います。Y!ニュースで、こひつじのアン本について書いていただきました。多くの方が気にとめてくださり、感謝いっぱいのこひつじです。さて、『赤毛のアン』の読書会ですが、あっという間に定員が埋まりましたので(さすが、今でしょ、という感じ)、2名増にしました。ぜひお早めにお申し込みください。

 

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この便せんは、アン本を読んだ方からのお便り。アンの便せんは、親友の形見分けだそうです。アンが大好きなお友だちだったそうで、この一枚だけを残して保管されていたのだとか。捨てられない気持ち、残しておきたいその気持ち、わかります。貴重な一枚を使って書いてくださったその方の気持ちに、じんときました。

『赤毛のアン』読書会とレイヤーケーキのお茶会

お待たせしていた再版ですが、オンライン、店頭、ともに扱いが始まりました。朝ドラもこれから『赤毛のアン』 の翻訳へと話が展開していくと思いますので、ぜひその前にアンの原作に出会ってみてください。

アンが愛した聖書のことば (Forest books)

アンが愛した聖書のことば (Forest books)

 

出版記念の読書会は、締め切り間際に申し込みが増え、5つのテーブルを囲んでの賑わいとなりました。世代も背景もアン歴もさまざまな方たちが、少しずつ心を開いてアンの話を率直に分かち合っている様子が印象的でした。本を語ることは、自分史の一端を語ること。これは読書会の醍醐味ですが、アンはそれをよりパーソナルに深めてくれる存在だとあらためて気づきました。内に秘めた思いをほどいていくうちに、アンと出会ったころのときめきまで思い出した方も少なくなかったような。アンセラピー効果?

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そして、おいしいお茶とお菓子。これはアンの読書会には欠かせません。猛暑の中で熱々のディンブラはいかがなものか。いえ、でも、物語性を大切にしたく、アンがアラン牧師夫妻のために腕をふるったバターたっぷりのレイヤーケーキとあえて熱々の紅茶を選びました。結果、大正解。参加者のみなさんに大変喜んでいただきました。メリーさんには、見事なレイヤーケーキを焼いていただきました。紅茶も最高。おいしいの記憶は、きっといつまでもみなさんのこころのポケットに残ることと思います。

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アンにちなんだ地名を各テーブルに付けて、好きなところに座っていただきました。マイカップ持参の告知をしたところ、カップ&ソーサーを持ってきてくださる方も多く、さすがアン好き、ノリがよいです。読書会では、最初にアイスブレイク代わりに、私からアンクイズを数問。前の晩に急遽作った初級から上級までのクイズです。

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こちらはマグカップ組。テーブルによって、マグだったり、ティーカップだったり。偶然とは言え、揃うところが面白いです。

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村岡花子掛川恭子、松本侑子と、3種類の完全訳が揃いました。

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30人規模の読書会というのはどうなることやら、と思いましたが、スタッフの協力と祈りの準備によって、終始和やかに進めることができ、私にとっても貴重な体験でした。最後は、自著のアン本12章の『道の曲がり角』を自分で朗読し、閉会とさせていただきました。朗読の専門家でも何でもありませんが、まあそこは自著なのでよいかしら。いつもわりあいに気楽な気持ちで読んでいます。

 

アンがくれた出会いに、またまた感謝の一日でした。