大人のための子どもの本の読書会

向島こひつじ書房が主宰する読書会ブログ

Y!ニュースで『アンが愛した聖書のことば』を紹介していただきました

朝ドラも今週いっぱいですね。今年はアン好きには幸せな毎日だったかと思います。Y!ニュースで、こひつじのアン本について書いていただきました。多くの方が気にとめてくださり、感謝いっぱいのこひつじです。さて、『赤毛のアン』の読書会ですが、あっという間に定員が埋まりましたので(さすが、今でしょ、という感じ)、2名増にしました。ぜひお早めにお申し込みください。

 

f:id:kohitsuji_kosumi:20140907220138j:plain

この便せんは、アン本を読んだ方からのお便り。アンの便せんは、親友の形見分けだそうです。アンが大好きなお友だちだったそうで、この一枚だけを残して保管されていたのだとか。捨てられない気持ち、残しておきたいその気持ち、わかります。貴重な一枚を使って書いてくださったその方の気持ちに、じんときました。

『赤毛のアン』読書会とレイヤーケーキのお茶会

お待たせしていた再版ですが、オンライン、店頭、ともに扱いが始まりました。朝ドラもこれから『赤毛のアン』 の翻訳へと話が展開していくと思いますので、ぜひその前にアンの原作に出会ってみてください。

アンが愛した聖書のことば (Forest books)

アンが愛した聖書のことば (Forest books)

 

出版記念の読書会は、締め切り間際に申し込みが増え、5つのテーブルを囲んでの賑わいとなりました。世代も背景もアン歴もさまざまな方たちが、少しずつ心を開いてアンの話を率直に分かち合っている様子が印象的でした。本を語ることは、自分史の一端を語ること。これは読書会の醍醐味ですが、アンはそれをよりパーソナルに深めてくれる存在だとあらためて気づきました。内に秘めた思いをほどいていくうちに、アンと出会ったころのときめきまで思い出した方も少なくなかったような。アンセラピー効果?

f:id:kohitsuji_kosumi:20140725151030j:plain

そして、おいしいお茶とお菓子。これはアンの読書会には欠かせません。猛暑の中で熱々のディンブラはいかがなものか。いえ、でも、物語性を大切にしたく、アンがアラン牧師夫妻のために腕をふるったバターたっぷりのレイヤーケーキとあえて熱々の紅茶を選びました。結果、大正解。参加者のみなさんに大変喜んでいただきました。メリーさんには、見事なレイヤーケーキを焼いていただきました。紅茶も最高。おいしいの記憶は、きっといつまでもみなさんのこころのポケットに残ることと思います。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140725150714j:plain

アンにちなんだ地名を各テーブルに付けて、好きなところに座っていただきました。マイカップ持参の告知をしたところ、カップ&ソーサーを持ってきてくださる方も多く、さすがアン好き、ノリがよいです。読書会では、最初にアイスブレイク代わりに、私からアンクイズを数問。前の晩に急遽作った初級から上級までのクイズです。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140725155101j:plain

こちらはマグカップ組。テーブルによって、マグだったり、ティーカップだったり。偶然とは言え、揃うところが面白いです。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140725161034j:plain

村岡花子掛川恭子、松本侑子と、3種類の完全訳が揃いました。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140725173954j:plain

30人規模の読書会というのはどうなることやら、と思いましたが、スタッフの協力と祈りの準備によって、終始和やかに進めることができ、私にとっても貴重な体験でした。最後は、自著のアン本12章の『道の曲がり角』を自分で朗読し、閉会とさせていただきました。朗読の専門家でも何でもありませんが、まあそこは自著なのでよいかしら。いつもわりあいに気楽な気持ちで読んでいます。

 

アンがくれた出会いに、またまた感謝の一日でした。

 

 

トークイベント『赤毛のアン』が愛した聖書のことば-おとな読みへのお誘い

こひつじのアンイベントはまだ続いてます。明日ですが、よかったら遊びにおいでください。アンは初めて、久しぶり、という方を対象にしたお話です。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140704223941j:plain

2014年7月25日『赤毛のアン』読書会参加者募集

 

f:id:kohitsuji_kosumi:20140709000546j:plain

先週のこひつじのトークイベント、大盛況となりました。初めてお目にかかる方がほとんどで、朝ドラ人気とともに、アン人気の根強さを実感しました。質問タイムでは、モンゴメリに関するマニアックな質問が続いたのが驚きでした。なれないサイン会でしたが、お一人お一人とおしゃべりする貴重な時となり、とても楽しかったです。いらしてくださったみなさん、応援してくださったみなさんに感謝です!

さて、今週の土曜日は、いよいよアンまつり。こちらはゆるく開いております。予約不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。入場無料ですが、お菓子の持ち寄りパーティとなっています。一品お持ちくださいね。アンにちなんだお菓子を手作りしてくださる方も多いようで、こひつじもわくわくしております。

7月25日には、30人規模の読書会を開きます。さて、どうなることでしょう? いつものこひつじこすみではなく、出版記念をかねたイベントとなっています。詳細は、下記のチラシをご覧下さい。申込はこちらでは受け付けておりません。いのちのことば社までお電話ください。レイヤーケーキも出ますよ! アンを読んだことのある方ならば、アンについて詳しくなくても安心して参加できますので、みなさんお気軽に。

  

   『赤毛のアン』の読書会とアフタヌーンティー

   日時:2014年7月25日(金) 14:00〜
   場所:いのちのことば社 本社チャペル (中野区中野2-1-5)
   定員:30名
   参加費:500円(レイヤーケーキ、紅茶付)

   *参加される方は『赤毛のアン』とティーカップ(なければマグカップ)をご持参下さい。

   申込先 ☎︎03-5341-6920 (いのちのことば社/読書会担当係)

   メールでも申し込めるようになりました。

   (1)お名前 (2)電話番号 を明記の上、

    yuki_m@main.wlpm.or.jpまでお申し込みください。

   *なお、ケーキの用意の都合上、キャンセルの場合は1週間前までとさせていただきます。

 

2014年「夜の絵本の読書会」参加者募集中

今年も墨田区立ひきふね図書館で「夜の絵本の読書会」を開きます。

大人ための特別な夜、好きな絵本を持ち寄って語り合いましょう。

今年もこひつじがファシリテーターをさせていただきます。

詳細は、図書館のHPでご確認ください。

定員12名。先着順。

2014年7月4日(金) 19:15〜20:45pm(定刻までに集まれる方のみ)

 

「夜の絵本の読書会」を実施します - 墨田区立図書館

『たのしいムーミン一家』みんなの読書感想ノート & ムーミン本ブックガイド

写真はこひつじが図書館から持参したムーミン関連本です。ヤンソンさんについて知ると、ムーミンはますます面白くなります。じつは、読書会風景の写真を、うっかり消去してしまいました。というわけで、みんなの感想文から、文字だけでご想像ください。お菓子もおいしそうだったのに、残念。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140412204627j:plain

さすが今年はムーミン年。あっという間に満席となり、初参加や久しぶりの方もおいでくださり、刺激の多い顔ぶれとなりました。課題図書が『たのしいムーミン一家』 では、基本のキ過ぎるかしらとの懸念もふっとび、話し合いは、広く深く楽しくうねうねと進みました。会場は苦しみの長編ハックルベリー以来のヒガムコです。大きなテーブルをぐるりと囲んで、ホスピタリティ溢れるお茶菓子とともに、ゆったり流れる時間。カフェと本はよく合います。店長、ありがとうございました!

今回は、ムーミンパパの気持ちがわかる大人の男性のご参加もあり、ムーミンママ支持者が多い中で、また違った視点をうかがえて新鮮でした。読書会の雰囲気を少しでもお裾分けできればと思います。

ムーミン第二弾をするならば、次回はムーミン谷の冬の物語がいい! と満場一致。さて、実現するでしょうか?


●せいか
初のムーミン。北欧独特の世界観・生活にうっとりしながら読み進めました。今回はコアなムーミンファンがいらっしゃると知っていたので、深〜い話が聞けるだろうとわくわくして参加したら、まさにその通りでした~。作者自身のことや時代背景、キャラクターの設定、また他シリーズの内容・感想についても聞いたり、語り合ったりして、ムーミンシリーズを全て読破したい!という気持ちにさせられました。やっぱり大人読みは楽しい! 読書会の良さを、あらためて感じた会でした。第二弾ムーミン読書会もぜひぜひ。

 キャラクターはムーミンママが圧倒的に人気でしたね。私も包容力があり、夫・操作術に長けた彼女が、同じ女性としてすごく好きです。ちなみに、個人的に推しているニョロニョロは0票だったので、ちょっと寂しかったです(笑)。「たのしいムーミン一家」には登場しなかったミィにも早く会いたいです~。

 

●ミッチー
みなさんのムーミンに対する愛あるツッコミや意見が聞けて、とても楽しかったです。また、ムーミンが描かれた時代の背景や作者のこと、世界のムーミン事情など、少々マニアックなお話もできて大満足でした。

独特なタッチのイラストはもちろん素敵ですが、風景を描写するときの文章表現もとてもきれいで、情景が目に浮かぶようでした。

 

●もも
ムーミン谷だから許されるツッコミどころ満載のやりとり、キャラ設定をみんなでマニアックに笑いあえてたのしかったです!


●たえ
今回、ムーミンは私にとって大当たりでした。ムーミン谷のキャラクターたちの、あまりにマイペースで細かいことを気にしない様子はツッコミどころが満載で、嬉しい発見でした。そして、そんなムーミンのシリーズが実は意外と陰のあるストーリーなのだということも始めて知り、なんだか惹かれました。また機会を見つけて手に取ってみたいと思います。

 

●ゲド

初めて参加しましたが、読書会はあっと言う間に過ぎて、楽しい時間でした。このために、事前に課題図書を読みましたが、久々、ただ本を読むのが楽しかった子ども時代の無邪気な読書感覚がよみがえってうれしかったです。 

ムーミンとその仲間は、テレビアニメやキャラクターグッズ、スズキの車CMなどで染みのある世界ですが、改めて、『楽しいムーミン一家』を大人読みすると、また濃い珈琲の渋い旨さがあって良かったです。

読書会はじまりは、スナフキンムーミンの仲間意識やムーミンパパのおどけた冒険心、飛行オニとの結末、はたまたムーミンの世界観など色々、話すネタをカクカクシカジカ・・・頭でこねて緊張していたのですが、参加者の皆さんとの愉快なおしゃべりやこひつじ書房店主さんの解説をとおして、リラックスでき新たな発見ができました。作者トーベ・ヤンソンさんとお母さんの愛情を味わうことができたのが何よりのお土産でした。ヤンソンさんが描くムーミンママは、そのままヤンソンの母さん肖像画だったようです。おおらかでやさしく世話焼きで、かわいいところのあるムーミンママですが、実はこどもの一人ひとりの世界、また自分自身の時間を大切する自由人で、それをまわりで経験した人(ヤンソンさん)が、その居心地良さを伝えられたのかなと思いました。(ちょっとお説教臭いですが)

話の前半、姿が変わって誰にもわかってもらえないムーミンが「本当なんだってばママ。ぼくはムーミンなんだ!本当だよ!」と泣きながら訴える時に、「落ち着いてちょうだい。あなたが本当に私のムーミンならちっとも心配することないわ。私が自分の子どもを間違えるはずはありませんよ」。という言葉は、大人が自分を見失ってあたふたする時に、こころにしみる言葉、戻るべきところだなと思いました。そして、「あなたは確かに私のムーミンだわ」。ということばは、不動の母の愛情だと思いました。(たまたま読書会の次の日が、ちょうど母の日だったのでそう感じたのかもしれませんが・・)。

また、「ちょいとひと休みしましょ。ママはこう考えたのです。ところが、まもなくママは、ぐっすりねむりこんでしまいました」。ってのもいいです。

 今回の会場である喫茶店で、何をたのもうか、木いちごのジュース?と思案しましたが、注文したフレンチトースト(バナナキャラメルソース)と濃い珈琲は正解でした。また、ムーミンの雰囲気を楽しもうと、スナフキンのようなよれた帽子をかぶってきましたが、さすがに読書会ではやめました。こんなちょっとした楽しみも読書会ならでは許されること?。かもしれません。・・・寛容な読書仲間に感謝します。

 

 

いかがでしたか? 読書会でムーミンは二回目でしたが、こひつじにも新しい発見がたくさんありました。ムーミンの世界観には、水木しげるに通じるものがあるという意見が出ましたが、一同、妙に納得しました。ただし、ムーミンのアニメは、あれはまた別。日本文化としてのムーミンですからね。世界の国々にどのようにムーミンが受容されたかを知るのも、大人読みの視点として面白いと思います。イギリスでは、有名な日刊紙でムーミンがコミックスとして爆発的な人気を誇ったそうです。アメリカではあまりウケないというのもわかるような。ディズニー文化と水木しげるは、やはり違いますよね。北欧と日本。水と森。要は湿度でしょうか。ひんやりした感じ。本当のムーミンは、かなり水分を感じます。

最後に、ムーミンの大人読みにおすすめの関連本を紹介します。こひつじが特に面白かったのは、『考える人』『ムーミンのふたつの顔』『島暮らしの記録』です。ヤンソンさんの島暮らしの記録は、映像にもなっているようですね。機会があれば、見てみたいと思っています。

MOE×ムーミンの公式ガイド (白泉社ムック)

MOE×ムーミンの公式ガイド (白泉社ムック)

 

 

 

ムーミン谷の絵辞典 英語・日本語・フィンランド語

ムーミン谷の絵辞典 英語・日本語・フィンランド語

 

 

ムーミン谷のひみつ (ちくま文庫)

ムーミン谷のひみつ (ちくま文庫)

 

 

ムーミンのふたつの顔 (ちくま文庫)

ムーミンのふたつの顔 (ちくま文庫)

 

 

トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界―ムーミントロールの誕生

トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界―ムーミントロールの誕生

 

 

ムーミンを読む (ちくま文庫)

ムーミンを読む (ちくま文庫)

 

 

ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン

ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン

 

 

考える人 2014年 05月号 [雑誌]

考える人 2014年 05月号 [雑誌]

 

 

ヤンソンとムーミンのアトリエ

ヤンソンとムーミンのアトリエ

 

 

島暮らしの記録

島暮らしの記録

 

 

ムーミンママのお料理の本

ムーミンママのお料理の本

 

 

 

 

 

 

 

『アンまつり』&『赤毛のアン』読書会のお知らせ

こひつじの新刊出版記念、関連イベントのご案内です。

アンまつり! アンをキーワードに、ひととき女子気分で楽しみませんか。アットホームなホームパーティスタイルです。予約不要ですが、ぜひお菓子を一品お持ち寄りください。アンにちなんだお菓子、熱烈歓迎いたします!

 

予定プログラム

『アンが愛した聖書のことば』朗読/ アンかるた作り/アン・シリーズ、ビブリオバトル風ほか

 

読書会もあわせて参加者募集しています。

こちらは定員30名、予約制です。      

お申込はいのちのことば社まで。tel.03-5341-6920

*お申込の際、ご連絡先と年代をおうかがいしますので、ご了承ください。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140529215838j:plain

新刊「アンが愛した聖書のことば-『赤毛のアン』を大人読み」発売のお知らせ

こひつじの新刊、発売されました。NHKの朝ドラ『花子とアン』 が始まって以来、大きな書店に行くと、アンや村岡花子さん関連の本が目につくようになりました。もう一度アンを手にとる大人が増えているのは、アン好きのこひつじにとってはうれしい、うれしい。朝ドラでは、『赤毛のアン』のエピソードや言い回しが随所に。これを探し出すのが、腹心の友たちの楽しみになっているようですね。

アンが愛した聖書のことば

アンが愛した聖書のことば

 

村岡花子さんは、銀座の教文館で編集のお仕事をされていました。3階にはキリスト教関連の書籍が集まっていますが、こひつじの本は、この3階のほか、子どもの本専門の6階のナルニア国でも購入できます。サイトで取り上げていただきましたのでご覧下さい。

新刊『アンが愛した聖書のことば』 | 教文館ナルニア国

 

出版を記念した「アンまつり」は、6月28日(土)の14時〜に決定! アンをキーワードに楽しくつながる一日になる予定です。詳細が決まりましたらご案内します。

 

 

 

 

『たのしいムーミン一家』読書会参加者募集中(会場、変更しました)

(満員御礼! 締め切りました)

5月10日の読書会の時間と場所が変更になりました。ご確認の上、お申し込みください。場所はメディアでも大人気の東向島珈琲店さんです。

新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

 

こひつじとこすみの読書会の初回はムーミンでした。今年は著者のヤンソンさん生誕100周年ということで、ムーミンが各地で盛り上がっているようですね。ムーミン・シリーズでも基本のキですが、あらためて読んでみませんか?

 

日時:2014年5月10日(土)17〜19時 

会場:東向島珈琲店  

http://www.cfc101.com (東武スカイツリーライン曳舟駅下車7分)

参加費:飲食実費(ドリンク&デザートでお願いします)

定員:8名

持ち物:『たのしいムーミン一家』を一冊お持ち下さい。

参加条件:課題図書を一冊、当日までに読んでこられること。

参加ご希望の方は、booksheepbook@gmail.com 

 

・氏名

・年代

・連絡先</span></span>

 

を明記の上、ご連絡下さい。定員になり次第、締切り。お待ちしてます。

 

「『赤毛のアン』を大人読みする」報告と新刊のご案内

「『赤毛のアン』を大人読みするミニワークショップ@ひきふね図書館」終わりました。

今回もまたアンがつないでくれたすてきな出会いに恵まれました。改めてアン・シリーズを読み返してみると、アンは人をつなぐ名人ですよね。ときにはお節介のし過ぎで手痛い目にもあうところが、いかにもモンゴメリらしい筋運びで笑わせてくれます。今年はアンのイベントが各地で開催される様子で楽しみです。こひつじもなるべく参加してみたいと思っています。

 

さて、こひつじの新刊、いよいよ4月半ばに発売します。

タイトルは『アンの愛した聖書のことば-『赤毛のアン』を大人読み』(いのちのことば社)。4月中にはAmazonオンライン書店で予約受付される予定です。100年以上経てもなおアンが愛される理由を、人の変わらぬ真理から読み解いてみました。え、聖書? と思われるでしょうか。モンゴメリが牧師と婚約時代に書いたアンということで、やはり全体に流れるものには、聖書の教える愛が。読みやすくエッセイ風に書きました。読書会の開き方を紹介したり、モンゴメリや翻訳家・村岡花子さんの生涯の紹介もあります。アンを好きな人はもちろん、アンの初心者の方にも親しめる内容となっています。きっと元気出ますよ! Anne Yearのこの年、『赤毛のアン』とともに、ぜひお手にとってみてください。

 

f:id:kohitsuji_kosumi:20140329143143j:plain

植本祭」ということでこんなディスプレイが。まちライブラリーの活動のいっかんです。ぬり絵のワークショップ、楽しそうでした。

f:id:kohitsuji_kosumi:20140329145909j:plain

f:id:kohitsuji_kosumi:20140329150006j:plain

アンのワークショップの写真をすっかり撮り忘れていました。開館1周年となるひきふね図書館のプロジェクトコーナーで行われました。今年も夜の絵本の読書会を予定していますのでこちらもお楽しみに。

 

『赤毛のアン』を大人読みする」ミニワークショップのお知らせ

開館1周年を記念して、墨田区立ひきふね図書館で植本祭が開かれます。その中で、「『赤毛のアン』を大人読みする」という1時間の小さなワークショップをこひつじが担当させていただきます。

日時:3月29日(土)15:45〜16:45pm(60分)

詳細はこちらのリンクをご覧ください。

本を植える・植本祭&ミニセミナー - 墨田区立図書館

 

まだ若干名参加者募集のようです。ぜひ遊びにおいでください。参加にあたって、一冊お手持ちの本を寄贈ください。アンに関係のない本でも大丈夫です。

ワークショップでは、アンの大人読みについて紹介し、自由に語り合う時間をたくさん持ちたいと思っています。『赤毛のアン』を持参くださった方が楽しいかと思います。

 

 

読書会報告『トムは真夜中の庭で』ツイート

第15回読書会『トムは真夜中の庭に』参加者募集中!

残席2名となりました。満席となりました。

来年度は、このロングセラーから。モモに通じる時間もの。タイトルは有名なのに、

読んだことがない人の多い作品かもしれませんね。この機会にぜひ!

 

日時/2014年3月1日(土)13:00〜15:00 

課題図書『トムは真夜中の庭で』

会場/墨田聖書教会

定員8名

参加費/500円

持ち物:課題図書(好きな版元のもの)

 

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

 

ちょっと表紙が暗いんですけど、暗い話ではありませんよ~

 

*事前予約が必要です。

参加希望の方はbooksheepbook@gmail.com

・氏名

・年代

・連絡先(電話)

 を明記の上、ご連絡下さい。定員になり次第、締切り。お待ちしてます。

*右側のサイドバーのいちばん下にあるメールフォームからも申し込みできます。

ツイッターのダイレクトメッセージでも受け付けしています。

 

 

墨田聖書教会は、米軍兵舎をリノベーションした築65年、下町の小さな教会です。

アートやまちづくりに積極的に参加しています。

墨田聖書教会へのアクセス

〒131-0033 東京都墨田区墨田3-19-4

東武スカイツリーライン「鐘ケ淵駅」から徒歩7分

京成線「八広駅」から徒歩10分。

 

『赤毛のアン』の読書会報告

 

f:id:kohitsuji_kosumi:20131116123920j:plain

向島ひつじ書房とメリーさんとの共催による『赤毛のアン』の読書会、とにかく楽しかった ! アンの好きな女性たちと共に、ときめき尽くしの集いとなりました。話が盛り上がり過ぎて、なんと、当日の様子をほとんど撮影し忘れてしまいました。

来年は忘れずに。またお会いしましょう!

f:id:kohitsuji_kosumi:20131116143630j:plain

これがレイヤーケーキ。アンがアラン牧師夫人のために焼いた渾身の作。しかし、バニラエッセンスのかわりに入れたものは・・・

f:id:kohitsuji_kosumi:20131116145411j:plain

生地の間にラズベリージャムをはさんだバターケーキの一種です。

f:id:kohitsuji_kosumi:20131115195414j:plain

教会の物置きにずっとしまってあったプレート。初代の宣教師が使っていたのでしょうか。想像の余地があります。

f:id:kohitsuji_kosumi:20131116132524j:plain

メリーさん自ら絵付けしたカップ。キュート。

f:id:kohitsuji_kosumi:20131116143702j:plain

田舎風パンプキンとリンゴのパウンドケーキ。このりんごは、長野県小布施で栽培されているクッキングアップル・ブラムリー。特別な品種です。

 ブラムリーついてはここ。

ブラムリーとは 【小布施屋】信州小布施のりんご|ジャム栗はちみつ