大人のための子どもの本の読書会

向島こひつじ書房が主宰する読書会ブログ

動物の登場する絵本の読書会に集まった絵本たち

土曜日の朝、春の予感がする1日、のんびりとした時間を共に過ごしました。あまりにゆったりとして、「おうちにいるみたい」という声も。読書会を始めた頃からのみなさんや、子どもの本が大好きなおなじみさん、久しぶりの方。小さな集まりとなりましたが、嬉しい再会にほっこり。参加してくださったみなさま、ありがとうございました。また集まりましょう!

タイトル中心ですが、集まった本を紹介します。

ヒグチユウコ展 CIRCUS [Higuchi Yuko CIRCUS]

いらないねこ (MOEのえほん)

いらないねこ (MOEのえほん)

 

大人気のヒグチユウコさん。世田谷文学館で個展を開催中です。行列必至だとか。当日券はあるようですので、この機会にぜひ。画業20年の集大成だそうですよ。保護猫活動をされているとあり、猫愛に満ちた一冊。猫ちゃんたちの表情、タッチ、絵のうまさに一同、うーんと唸りました。さすがに画家さん。絵本は絵が上手なのが肝心。みんなの意見がまとまりました。

ペロのおしごと

ペロのおしごと

 

こひつじのイチオシの絵本。福音館のクネクネさんのいちにちシリーズとはまったく別のキャラクターです。ペロは犬。犬はお母さんが大好き。お母さんを喜ばせたい、と毎日毎日考えてます。人と犬の関係に、「おしごと」ということばが入ってくる意味は?  猫は人のために「おしごと」はしない。そのマイペースが好き。こんな風に、猫派と犬派の参加者同士が、身びいきしながらのおしゃべりが面白く。樋勝さんも画家さん。線と色のセンスに惹かれます。こひつじは、登場人物たちの驚愕の表情にはまり、何度見ても吹き出してしまいます。さらに、ユーモアのセンス。最後はゆらゆらとコンブだもの。(詳しくは絵本で発見してくださいね)

セルコ―ウクライナの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)

セルコ―ウクライナの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)

 

 ウクライナの犬のお話。ワイルドなタッチ、そしてお話もおおらかで。読書会の相棒、オオグリとしょかんさんが紹介してくださいました。

初期メンバーのミッチーさんは、番外編で児童書を。 小学生の時、おでかけの際に、電車で読むためにまちの本屋さんで買ってもらった本だそうです。絵本ではないけれど、そこはゆるく。挿画が二匹のキャラをよく表していて楽しいです。

ベルナルさんのぼうし

ベルナルさんのぼうし

 
108ぴきめのひつじ

108ぴきめのひつじ

 
Library Lion

Library Lion

  
フラニーとメラニー もりのスープやさん (講談社の創作絵本)

フラニーとメラニー もりのスープやさん (講談社の創作絵本)

 
しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ)

しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ)

 
おんがくかいのよる―5ひきのすてきなねずみ (海外秀作絵本)

おんがくかいのよる―5ひきのすてきなねずみ (海外秀作絵本)

 
ねこの看護師 ラディ (講談社の創作絵本)

ねこの看護師 ラディ (講談社の創作絵本)

 
かべのむこうになにがある?

かべのむこうになにがある?

 
ペンギンクルーズ

ペンギンクルーズ