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大人のための子どもの本の読書会

向島こひつじ書房が主宰する読書会ブログ

『赤毛のアン』読書会とレイヤーケーキのお茶会

お待たせしていた再版ですが、オンライン、店頭、ともに扱いが始まりました。朝ドラもこれから『赤毛のアン』 の翻訳へと話が展開していくと思いますので、ぜひその前にアンの原作に出会ってみてください。

アンが愛した聖書のことば (Forest books)

アンが愛した聖書のことば (Forest books)

 

出版記念の読書会は、締め切り間際に申し込みが増え、5つのテーブルを囲んでの賑わいとなりました。世代も背景もアン歴もさまざまな方たちが、少しずつ心を開いてアンの話を率直に分かち合っている様子が印象的でした。本を語ることは、自分史の一端を語ること。これは読書会の醍醐味ですが、アンはそれをよりパーソナルに深めてくれる存在だとあらためて気づきました。内に秘めた思いをほどいていくうちに、アンと出会ったころのときめきまで思い出した方も少なくなかったような。アンセラピー効果?

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そして、おいしいお茶とお菓子。これはアンの読書会には欠かせません。猛暑の中で熱々のディンブラはいかがなものか。いえ、でも、物語性を大切にしたく、アンがアラン牧師夫妻のために腕をふるったバターたっぷりのレイヤーケーキとあえて熱々の紅茶を選びました。結果、大正解。参加された方々にたいへん喜んでいただきました。前回のアンの読書会以来の相棒の美智子さんには、今回も見事なレイヤーケーキを焼いていただきました。紅茶も最高でした。おいしいの記憶は、きっといつまでもみなさんのポケットに残ることと思います。

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アンにちなんだ地名を各テーブルに付けて、好きなところに座っていただきました。マイカップ持参の告知をしたところ、カップ&ソーサーを持ってきてくださる方も多く、さすがアン好き、ノリがよいです。読書会では、最初にアイスブレイク代わりに、私からアンクイズを数問。前の晩に急遽作った初級から上級までのクイズです。いつかブログでも紹介してみたいと思います。

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こちらはマグカップ組。テーブルによって、マグだったり、ティーカップだったり。偶然とは言え、揃うところが面白いです。

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村岡花子掛川恭子、松本侑子と、3種類の完全訳が揃いました。

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30人規模の読書会というのはどうなることやら、と思いましたが、スタッフの協力と祈りの準備によって、終始和やかに進めることができ、私にとっても貴重な体験でした。最後は、自著のアン本12章の『道の曲がり角』を自分で朗読し、閉会とさせていただきました。朗読の専門家でも何でもありませんが、まあそこは自著なのでよいかしら。いつもわりあいに気楽な気持ちで読んでいます。

 

アンがくれた出会いに、またまた感謝の一日でした。